久々に食品以外の話題。
山形県南陽市から、「宮城興業のオーダーメイド靴」で使用できるチケットが届いた。
10万円の寄付で、5万円のチケットがもらえる。
いつものふるさと納税とは違い、封筒が1つ届くだけ。寄付後2週間ほどで届いた。
南陽市からではなく、宮城興業から直接届く仕組み。
こちらがチケット。5万円分の「和創良靴」で使える。
宮城興業の「和創良靴」についてはこちら(公式ページ)を参照されたし。
お店のリストが同梱。近くの店を探し、そこで計測してもらってデザインをいろいろ見ながら打ち合わせて、自分の一足をオーダーメイドする。私は兵庫県民なのだが兵庫県は数が少なく、たまたま近くにあったから良かったが、遠かったらめんどくさかったかも。
普通にオーダーすると、店によって異なるらしいがだいたい3.5万ぐらい。なので、5万円チケットは使い切れない。2足7万にするか、1足にして豪華にオプションをつけていくか迷ったが、つけたいオプションもなかったので2足にしてみた。
実は宮城興業の靴は初めて。普段はスコッチグレインを多用している。
1足は、プライベート仕様でダークブラウンのスウェードにしてみた。ES-37というホームページにはない新しいデザインのハーフブローグ。スウェードでメダリオンというのがゴミに弱そうと思ったが、あまりこういう靴がないので作ってみたくなってしまった・・・靴底だけ吟積仕上げにしたが、いらなかったかも。
内側は赤色にしてみた。プライベート仕様ならでは。
はき心地は良いが、少しサイズが大きかった。実は店で履いたサンプルシューズが少しきつめに感じたので乗せ甲をお願いして2mm出してもらったのだが、これが余計だったかも。スウェードという性質もあるかもしれないが、新品でジャストサイズなので、これから履き慣らしていくとすこしゆるくなりそう・・・
一方、もう一足はビジネス向けに宮城興業っぽいUチップにしてみた。ES-14というデザインにカスタムを加えたもの。こちらも黒く見えるが、限りなく黒に近いダークブラウン。
こちらは、全く同じ寸法で、乗せ甲も同じで作ったのにさっきのスウェードとは違い、ジャストフィットの手前のきつさだった。良い。履き慣れていくとジャストに近づいていく感触のはき心地。同じサイズだがデザインで少しサイズ感が変わってくるだろうし、職人さんが1足1足作っているので多少の誤差が出るのであろうか。
あとは自分が革靴マニアのためサイズにうるさいという側面もあろうか。
宮城興業は今回初めてトライしてみたが、確かにこの値段(3.5万程度)でフルオーダーができるのは良いのだが、いかんせん革質はあまり良くない。3〜4万の靴なら、同じ国産メーカでも、普段愛用しているスコッチグレインやシェットランドフォックスなどのメーカのほうが良い革を使っている。
ただ、ふるさと納税のおかげで2足で2万円ちょいの負担で靴が作れたので、よしとする。
ごっそさんでした(?)