何人かの読者からメッセージで要望をいただいたので、ここではこれまでおじさんが頼んできた返礼品の中で、リピート回数の多い返礼品から回数の多い順に紹介したいと思う。いわゆるランキングである。
おじさんがふるさと納税を始めたのは2013年からだが、ちゃんと記録を取っているのは2014年から。2024年12月現在、約11年間で頼んだものを回数順に並べてみる。もちろん全てが 殿堂入りリピート品に入っているものである。
堂々の第1位:37回!福岡県宗像市「海千のもつ鍋」
堂々第1位に輝いたのは、福岡県宗像市の「海千のもつ鍋」であった。回数にして37回届いている。集計前から、これがぶっちぎりの1位であることは予想が付いていたが、ここまで多いとは思っていなかった。さらに恐ろしいのは、うちの奥さんと子供はほとんどモツを食べない、ということである。すなわち、この37回のモツは、ほぼ全ておじさんが食べている。おじさんは現在体重が90kgあり「ガチムチ」とあだ名が付いているのだが、このもつ鍋がそれに一役買っているといえる。これからもどんどん頼んでいく予定であるので、これからも海千のもつ鍋はおそらく第1位に君臨し続ける予定であり、おじさんの体型もキープとなりそうである。
最初に見つけて頼んだのは2018年と比較的遅め。それ以降、毎年欠かさず複数頼んでいる。最近は毎年冬に5~6回届くものを頼んでいるが、飽きが来ず、いつでも美味い。本当にいつもお世話になっております。
第2位:27回!山形県上山市ほか「シャインマスカット」
実は第2位~第4位が僅差であるが、第2位は、シャインマスカットとなった。これはカウントをどうしようか迷ったが、いろいろな市町村で頼んでいるものを合計してのカウントの結果、27回である。かなり有名になったが、剥かずにそのまま食べられる、かつ種のないぶどう、である。スーパーなどでも一房1,000円近くする高級果物ではあるが、ふるさと納税だと格段に味が違うのでオススメである。
市町村で言うと山形県上山市は堂々の 殿堂入りリピート品となっているが、じつは よかった品として挙げているのも山梨県甲州市、山梨県山梨市、山梨県甲府市、長野県長野市、の4つあった。最初に頼んだのは2015年だが、これも上山市だった。その上山市がずっと殿堂入りなので、もう10年弱お世話になっている。
第3位:26回!北海道の「ホタテ」
第3位は北海道の「ホタテ」である。合計回数26回にのぼる。だいたい毎回1kg入っているので、これまでに合計26kgもホタテを食べていることになる。解凍したらそのまま刺身として食べられるほか、いろいろな料理に入れても使える。癖のない味なので、鍋の具材などにもちょうど良い。また、北海道のものは粒も大きく食べ応えがある。
最初に頼んだのは2015年だが、その年だけでも3回頼んでおり、我が家的な大ヒットとなった。その後1年も欠かしたことなく、毎年2~3回頼んでいた結果、こうなっている。最初に頼んだのは北海道猿払村であり、この頃は会社でもふるさと納税をやり始めた人が何人かいて、情報交換して「猿払のホタテが美味い」と聞いて頼んだのが最初であった。その後、2020年頃には猿払村で頼めなくなったため北海道紋別市に移り、最近は北海道別海町が力を入れているようである。
第4位:25回!静岡県焼津市の「プリンスツナ缶」
第4位は僅差で、静岡県焼津市の「プリンスツナ缶」になった。回数にして25回である。ツナ缶なのだがいろいろな味があるため、毎回バラエティに富んだツナを食べることができる。普通のスーパーのツナ缶などとは一線を画す味わいで、ツナそのままでも料理として成立しそうなほどいい味がする。毎回、24缶or48缶と大きさも色々バリエーションはあるが、なんと合計すると738缶も頼んでいることが分かった。
初回に頼んだのは2016年、これもそれから1年も欠かさずに毎年何度も頼んでいる。ほぼ毎日食卓に出てくるので、もはや子供にとっては我が家のソウルフード的な扱いなのではないだろうか。
第5位:18回。北海道当別町「アスパラ」
堂々の第5位は、北海道当別町のアスパラガス。18回もお世話になっていた。最初に頼んだのは2015年、当別町の「石田ファーム」のもの。石田ファームはトウモロコシでもこの後ランキングに登場するのだが、とにかく本当に美味い。アスパラは焼いて食べるだけでも濃厚な味わいがして、今まで食べてきたアスパラは何だったんだ、と衝撃を受ける。初回に頼んで以降、石田ファームはほぼ毎年、年によっては「市川農場」のものも織り交ぜながら、毎年欠かさず頼んでいる。
記事を改めて読んでみると、ブログをあまり書いていなかった2021年から2022年の記事がなかったが、これらの年もきちんと2回ずつ頼んでいるので、我が家の本当に毎年頼む 殿堂入りリピート品といって間違いない。
第6位:17回。兵庫県宍粟市「コシヒカリ」
第6位は米であった。兵庫県宍粟市の「コシヒカリ」である。回数にして17回。最初に頼んだのは2014年のようで、それからほぼ毎年2回は頼んでいた。最初は白米だったが、途中から精米機を購入したため玄米で頼むようになった。また、2020年頃は糖質制限ダイエットをしていたせいで少しペースが落ちたが、子供がお弁当を持っていくようになってからは復活し、また頼み始めている。ただし、たまに品切れで頼めないことがあるので要注意。
米はふるさと納税では死ぬほど見つかるため、これがめちゃくちゃ美味しい部類なのかは分からない。ただ、我が家では毎回美味しくいただいている。ほかにも色々と浮気をして頼むこともあるが、その中ではこのコシヒカリはだいぶ美味いと思う。
ただ、米の記事は読んでいて面白くないだろうなと言うことでほぼUPしていない。こんなにも上位に来ているのに、記事がスカスカで申し訳ない。。。
第7位:16回。兵庫県篠山市「阪本屋の栗と黒豆」
まさかの兵庫県篠山市「阪本屋の栗と黒豆」がここでランクインである。累計16回頼んでいるのだが、お正月のみ頼んでいるので、まさかこんな高い順位に来るとは思っていなかった。黒豆はふっくらと煮えていて、めちゃくちゃツヤがある。甘すぎず、豆の味もしっかりある。おせち料理はいろいろなところのものをいただいてきたが、この黒豆を超えるものに出会ったことがない。
「栗1本+黒豆1本のセット」か「黒豆2本のセット」をバラバラと頼んでいる。最初に頼んだのも2018年と遅めではあるが、それから7年間で16回(黒豆が23本、栗が9本)頼んでいた。この7年間、内容が全く変わっていないのも安心感がある。
10回頼んでいる返礼品は4つ
第8位は、10回頼んでいたものが4つあった。
兵庫県太子町と宍粟市「手延素麺揖保乃糸」
まずその一つが、兵庫県太子町と宍粟市「手延素麺揖保乃糸」である。言わずと知れたそうめんのブランドである。暑い夏でもさっと茹でて食べられるのがそうめんの良いところであるが、さすが揖保乃糸。雑味のなさとのどごしの良さなど、単純なそうめんとしての実力が普通に高い。
これまでに合計10回頼んでいた。初めて頼んだのは2018年に60束(3kg)のセット。頼むたびに○○束とか○○kgとか表記が変わるのだが、1束50gと決まっているので計算はしやすい。なんと、合計10回で568束、28.4kgものそうめんを食している。特に子供が好きで、そうめん用の弁当箱を持っており、夏は弁当でもそうめんを食べているのだ。夏限定の季節商品なのにここまで上位に来るとは意外であった。
北海道根室市の「いくら」
同率第8位で計10回頼んでいたものは、北海道根室市の「いくら」。初めて頼んだのは2017年だが、2018年に魚匠ふじい(藤井水産)のものを見つけてからは、ほぼここ一択となっている。こちらもお正月など冬に頼むことが多く、やや季節もののようなイメージなのだが、ここまで上位に来ていた。
おじさんは基本的にいくらは苦手だったのだが、ここのいくらは本当に美味しくたくさん食べられる。が、たいてい奥さんと子供にかなりの量食べられてしまうので、おじさんのもとに残る量は少ない。
大阪府和泉市の「アイスコーヒー」※現在停止中
ちょっとこれは紹介するか迷ったが、一応10回だったので紹介する。大阪府和泉市の「アイスコーヒー」。美味しかったのでリピートしていたのだが、記事は2020年が最後。記録によると2021年も1回頼んでいるが、そこで最後になっており、最近はふるさと納税から姿を消してしまっている。
埼玉県飯能市「生活の木のマヌカハニー」※現在停止中
こちらも紹介するか迷ったが、過去良く頼んでいたので10回に到達していた返礼品。埼玉県飯能市の「マヌカハニー」である。2020年から頼み始めた。スタートは遅めではあるが、2023年10月までにちょうど10回頼んでいた。しかし、そこからはふるさと納税から姿を消してしまったため、今は頼むことができない。仕方なく、近くのデパートで同じものを購入している。復活を切に希望する。
9回頼んでいる返礼品は5つ
さて、ここからは回数が一桁に落ちてしまうが、それでも我が家でリピートしまくっているものの紹介となる。
長崎県佐世保市「丸富の干物」
まずは長崎県佐世保市の「丸富水産の干物」である。けっこうバリエーションが変わっていくので、その時々でオススメするものは変わるのだが、最近は「みりん干し」を中心としたセットを頼むことが多い。古株かと思っていたら、意外と2018年から頼み始めた返礼品であった。
北海道当別町の「とうもろこし」
同率で並んだのが北海道当別町の「とうもろこし」で、9回であった。ここでは、当別町の「石田ファーム」に頼んだとうもろこししかカウントしていない。めちゃくちゃ美味いので、ここ一択で2015年から2023年まで毎年頼み続けて9年。ちなみに、2023年は不作で送ってこられないとのことで、その分が2024年に回されたため、2024年は特に頼まず、連続寄付記録が途絶えてしまった。
和歌山県湯浅町「有田みかん紀伊國屋文左衛門」
同率で和歌山県湯浅町「有田みかん紀伊國屋文左衛門」が9回でランクイン。みかんにこだわりのある奥さんの両親によれば、このみかんは、いわゆる「みかん好きな人が本当に美味しいと思うみかん」らしい。甘さと酸味のバランスが最高、とのことである。最初に頼んだのは2022年と新顔ではあるのだが、そこから2箱→3箱→4箱と順調に箱数を伸ばして、なんと3年で9回に及びランクインに至った。
愛知県碧南市の「しらす干し」
愛知県碧南市の「しらす干し」も9回でランクイン。冷凍なのだが、冷蔵庫で解凍して食べるとふっくらとしたしらすがそのまま楽しめるようになっている。
ちょっと記事がちゃんと書けていなくて魅力が伝わっていないかもしれないが、2018年に定期便にたまたま入っていて感動したときから毎年複数回リピートし、現在までで9回も頼んでいる。
宮崎県都城市「高千穂農場の乳製品詰め合わせ」
さらに同率に、古参の宮崎県都城市「高千穂牧場の乳製品詰め合わせ」が来た。ここのヨーグルトは新鮮そのもので、ヨーグルトというよりも菓子のようである。2016年にいきなり3回頼んで依頼、コンスタントに頼み続けており、9回にいたる。ブログ記事をサボっていた時期以外はちゃんと記事をかいており、なんと9回中8回も真面目にレビューをしている返礼品だった。
8回頼んでいる返礼品は3つ
さて、ここからはこれまでで8回頼んでいる返礼品で、3つあった。
北海道旭川市「毎日の食卓セット」
その筆頭に来るのが、北海道旭川市の「毎日の食卓セット」である。味付けされた豚の生姜焼きなどのセットであるが、解凍して焼くだけなのでお手軽。子供も好きな味とあって、子供が弁当でリクエストしたりしており、登場頻度が高い。このブログでも人気の記事の一つである。10回ぐらい頼んでいるのかと思っていたら、意外と8回だった。2021年と開始時期が遅いためであるが、最近は年に2~3回頼んでおり、どんどん順位が上がっていく予感がする。
宮崎県都農町・川南町「PREMIUM PORK」
宮崎県都農町・川南町「PREMIUM PORK」も8回頼んでいた。2016年に初めて見つけてからほぼ毎年リピートしている。そのまま食べても美味いし、どんな料理に入れてもすごく味が出てきて美味しくなる、最高のハム・ソーセージである。8回頼んだ内の7回は記事を書いているぐらい、届くと嬉しい返礼品の一つ。
宮城県気仙沼市の「さんまつくだ煮」
同じく8回頼んでいるものに宮城県気仙沼市の「さんまつくだ煮」が入っていた。これも初回に頼んだのが2015年と古株である。なんといっても、無添加のさんまなのに常温で保存できていきなり食べられる、というお手軽さと、その味が素晴らしい返礼品である。
7回以下の紹介
ここで記事を書くのが力尽きたが、あとは短文で紹介しておくのでもし興味があれば該当記事をご覧いただきたい。
7回はなかった。
6回
- 群馬県富岡市「マンナンライフの蒟蒻畑」
- 熊本県各地「馬刺し」
- 愛媛県各地「まどんなみかん」
5回
- 長崎県佐世保市「冷凍ブルーベリー」
- 大阪府茨木市「伏見屋の豆腐」
- 埼玉県飯能市「生活の木のハーブコーディアル」
- 北海道当別町「ロイズのお菓子」